北海道を舞台に世界中のスタートアップと事業共創を行う「HFX」第2期、採択スタートアップ8社を招き「HFX Kickoff Week」を開催。現地視察、企業面談等を実施。

スクラムベンチャーズとスクラムスタジオ株式会社は、北海道の魅力向上や地域課題の解決をテーマに、北海道及び北海道ボールパークFビレッジ(所在地:北海道北広島市、以下「Fビレッジ」)を拠点とし、グローバルスタートアップとパートナー企業や自治体との事業共創を目指すグローバルアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」(以下、HFX)の第2期採択スタートアップ8社を北海道に招き、「HFX Kickoff Week」を開催しました。

8月25日から4日間にわたり、第2期の応募総数245社から選ばれた8社が北海道に集結。道内各地の現地視察、パートナー企業・自治体との面談、日本でのビジネス展開に向けたセッション、地域のスタートアップエコシステムとの交流などを通じて、北海道が抱える課題やビジネス環境への理解を深めるとともに、今後の事業共創に向けた具体的な議論をスタートしました。

【北海道の現場を訪れ、地域課題と事業機会を探る】

採択スタートアップそれぞれの事業内容や検討テーマに合わせ、札幌市や北広島市を中心に、北海道各地で現地視察や関係者との意見交換を実施しました。フード&アグリ領域のスタートアップは、百貨店や市場、スーパーマーケットなど、サービスの導入や実証の可能性が考えられる小売・流通の現場を訪問。モビリティ領域のスタートアップ企業は札幌市交通局との意見交換も実施しました。また、施設への導入が想定される技術を持つスタートアップは、世界有数のスキーリゾートとして知られるニセコを訪れ、実際の施設や運営環境を視察しました。

それぞれの事業に関連する現場を訪れ、担当者と意見を交わすことで、北海道ならではの課題やニーズへの理解を深めるとともに、自社のサービスやプロダクトを活用した事業共創や実証の可能性を探りました。

【第1期から生まれた地域実装の事例を共有】

第1期採択スタートアップで、転倒検知などに活用できる見守りセンサーを開発するPontosenseから、HFXへの参加をきっかけに北海道で進めてきた取り組みや、地域での実装に至るまでの経験が共有されました。Pontosenseは、北広島市内の高齢者向け施設にてセンサーを試験的に導入。実証を通じて得られた成果や知見をもとに、今後、市内の他施設への横展開やさらなる普及を目指して取り組みを進めています。第1期で生まれた事業共創の具体例を第2期のスタートアップに共有することで、HFXを起点に地域との関係を築き、実証から実装へとつなげていくプロセスを学ぶ機会となりました。

【日本でのビジネス展開に必要な知識を学ぶ】

海外スタートアップが日本でビジネスを進めるうえで必要となる知識を学ぶセッションを実施しました。名刺交換や席次といった日本特有の基本的なビジネスマナーに加え、日本企業とのコミュニケーションの特徴や、商談前の準備、ミーティング後のフォローアップなどを紹介。さらに、日本法人の設立、人材採用、PR、事業開発など、日本市場への参入・事業拡大に必要な実践的な知識についても、具体的な事例を交えながら学びました。

【北海道のスタートアップエコシステムとつながる】

北海道で事業を展開している海外出身の起業家をゲストに迎え、海外から北海道に進出した経験や、実

際にビジネスを立ち上げる際に直面した課題について、実体験を交えて共有いただきました。また、STARTUP HOKKAIDOやJETRO北海道などによる海外スタートアップへの支援についても紹介。採択スタートアップがHFXのプログラム期間中だけでなく、中長期的に北海道で事業を展開していくために活用できる地域のネットワークや支援環境への理解を深めました。

【パートナー企業・自治体との事業共創に向けた面談】

パートナー企業や自治体パートナーなどと、採択スタートアップとの個別面談を実施しました。各社のプロダクトや技術と、企業・地域が抱える具体的な課題を掛け合わせながら、実証や導入の可能性について議論。一部では、スタートアップのプロダクトを実際に体験し、具体的な導入検討へと議論が進むケースも生まれました。

今回のKickoff Weekを起点に、今後はパートナー企業・自治体とスタートアップ各社が事業共創の可能性をさらに具体化し、北海道を舞台とした実証・実装を目指していきます。

【参加スタートアップからのコメント】

●Emily Dinino 氏 – Founder and CEO at ThermoShade

4日間で想像以上に事業が前進「期待を大きく上回る4日間でした。質の高いパートナー企業との面談に加え、日本でのビジネスに関するセッションやピッチへのフィードバックを通じて、各ミーティングにしっかり準備して臨むことができました。スクラムチームのサポートのもと、PoCのアイデアや次のアクションまで具体化することができ、わずか4日間でこれほど事業を前進させられるとは思っていませんでした」

●Tamir Eyal 氏 – Solutions Engineer at Lumana

具体的なビジネス機会を得ることができた「地域の企業と直接話し、自社のソリューションを紹介するとともに、現場が抱える課題を聞くことができたことが非常に有意義でした。Kickoff Weekを通じて、北海道の企業や自治体との具体的な取り組みに向けた第一歩を踏み出すことができました。HFX Buddyやスクラムチームのサポートも手厚く、現地でのコミュニケーションをスムーズに進めることができました」

●Felix Cheung氏 – Founder and CEO at IXON

自治体・メディアとの接点「メディアに自社プロダクトを取り上げていただけたことに加え、北広島市の皆さんの積極的な姿勢とスピード感がとても印象的でした。HFX Buddyも熱心にサポートしてくれ、スクラムチームを含め、常に複数のメンバーに伴走してもらっているような手厚さを感じました。期待以上のKickoff Weekとなり、これからの6カ月がとても楽しみです」

【北海道の大学生・大学院生20名が「HFX Buddy」として運営に参画】

昨年に引き続き、北海道内の大学生・大学院生が「HFX Buddy」としてHFXの運営に参画しています。今年は20名の学生が、プログラム期間を通じて採択スタートアップの活動をサポートします。

Kickoff Weekでは、スタートアップに対する北海道の地域課題やビジネス環境のインプット、現地でのコミュニケーションや通訳のサポートに加え、各社の事業内容に合わせた視察先のプランニングにも参加。また、北海道のスタートアップエコシステムを紹介するセッションでは、企画から当日の運営までを学生自身が担いました。

本取り組みを通じて、学生がグローバルスタートアップや地域の企業・自治体と直接関わり、実践的なスタートアップ支援や事業共創を経験する機会を提供するとともに、北海道の次世代人材の育成と、若者と地域のスタートアップエコシステムとの接続を目指します。

【今後のプログラムの予定】

今後、採択スタートアップは、「HFX Kickoff Week」で得た知見やネットワークをもとに、各社の独自の技術や強みを活かして、北海道の魅力向上や地域課題の解決に取り組んでいきます。パートナー企業や自治体パートナーなどとの事業共創に向けた検討も行われます。

その後、2027年2月に予定している「HFX Demo Day 2027」(プログラムの成果発表の場)にて、開発したサービスの発表や実証実験の効果検証などを行い、本導入に向けたデモンストレーションを行います。

なお、「HFX」は3年間のプログラムであり、2027年2月のDemo Day終了後、次年度の採択スタートアップ募集に向けた応募を開始するとともに、本年度採択スタートアップへの継続支援を行います。

採択スタートアップ8社については、こちらのプレスリリースをご参照ください。

◆世界から通算510社が応募、北海道を舞台に世界中のスタートアップと事業共創を行う「Hokkaido F Village X(HFX)」第2期、スタートアップ8社を採択

https://scrum.vc/ja/2025/08/26/press-release-2025-08-26/

「HFX Kickoff Week」の写真を交えたさらに詳しい様子は、スクラムベンチャーズのウェブサイトにてご覧ください。

https://scrum.vc/ja/blog/

<プログラム概要>

● 主催:Scrum Ventures LLC、スクラムスタジオ株式会社

● 運営協力パートナー:株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント

<スクラムベンチャーズについて>

スクラムベンチャーズは、米国と日本を拠点にアーリーステージのスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルです。これまでにAI&ロボティクス、気候テック、モビリティ、ヘルスケア、コマース、スポーツ&エンターテインメントなど幅広い分野の革新的な150社を超えるスタートアップに投資を行っています。資金提供に加え、事業成長支援、共同投資家の紹介、グローバル展開支援、事業提携先の紹介など、投資先企業の企業価値向上に取り組んでいます。子会社であるスクラムスタジオ株式会社を通じて、日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出も行っています。

会社名:Scrum Ventures LLC

代表者:代表パートナー・創業者 宮田 拓弥

本社所在地:米国・サンフランシスコ市

設立日:2013年2月

業務内容:ベンチャー投資事業

URL:https://scrum.vc/ja/

<スクラムスタジオ株式会社について>

日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けるスクラムスタジオ株式会社は、オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表する大企業パートナー、スタートアップ、自治体との共創を支援する『Hokkaido F Village X』や『Full Bloom』などのプログラムの企画運営をする「事業共創事業」や、海外スタートアップの日本進出を支援する「インキュベーション事業」を行っています。スクラムスタジオ株式会社は、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造を推進します。

会社名 : スクラムスタジオ株式会社

代表者 : 代表取締役社長 宮田 拓弥

本社所在地: 東京都港区

設立日 : 2020年8月

業務内容 : 新規事業創出スタジオ事業、海外スタートアップ日本進出支援事業

URL :https://scrum.vc/ja/studio/

<お問い合わせ先>

【『Hokkaido F Village X(HFX)』に関するお問い合わせ先】

担当: 宇都宮

Email: hfxpr@scrum.vc

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ビジネス
カテゴリ
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