街のきれいが海のきれいにつながる「蒼き砂箱」を探せ!総額50万コイン!ごみを見つけて、飲食店で使えるコインをゲット!【さっぽろごみ発見クエスト3】を開催しました!

2024年11月15日(金)~30日(土) 【場所】札幌市中心部
一般社団法人 北海道海洋文化フォーラムは、2024年11月15日(金)~30日(土)まで札幌市中心部で「さっぽろごみ発見クエスト3」を開催しました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

イベント概要

・開催概要:札幌市内のごみのホットスポットをあぶりだし、街の美化につなげていくことを目指した取り組みです。専用のアプリから街で発見したごみの写真を投稿すると、先着300人に飲食店で使える1000コインが当たります。

・日程:2024年11月15日(金)~30日(土)

・開催場所:札幌市中心部(札幌駅~大通~すすきのエリア)

・参加人数:693人

初日に先着人数分を突破!期間中のユーザー数は693人に!

今年で3回目となる「さっぽろごみ発見クエスト」。参加者は専用のアプリから「勇者」の登録をし、クエストに参加します。街で見つけたごみの写真を投稿することでホットスポットをあぶりだして街の美化につなげようという試みです。同時に、札幌の飲食店を盛り上げていくことも目的としているため、先着300人には飲食店で使える1000コイン、さらに抽選で100人に1000コインをプレゼント。また、今年から、滑り止めの砂をいれる「砂箱」を使った新たなクエストも始まりました。これは、過去2ヵ年に渡って実施したごみの投稿数が多いホットスポットを現場調査したところ、砂箱にごみが詰め込まれ荒廃しているところに目を付け、対策として実施しました。社会的行動心理の研究者である北海道大学の大沼教授とタッグを組み、市内の小学校の子供たちの100人の絵でラッピングした「伝説の蒼き砂箱」がすすきのエリア2か所に登場。参加者は砂箱をみつけ、その中身をチェックして写真を投稿するとコインをゲットできます。いわば、「見回り」の役割を期待しました。

また、イベントの認知度アップのため3人のインフルエンサーにSNSで積極的に情報発信をしてもらいイベントを盛り上げました。その成果もあって、クエスト初日にアプリの登録数が先着300人を突破し、期間中のユーザー数は693人を記録しました。

砂箱にはごみが突っ込まれていた
海の生き物の絵がラッピングされた「伝説の蒼き砂箱」

総投稿数4348件!砂箱問題も解消!

今回投稿されたホットスポットの総数は4348件。ごみの種類は「たばこの吸い殻」やペットボトルなど多岐にわたりました。

アプリに寄せられたごみの投稿

砂箱の新しい魅力と影響力

また、砂箱については、透明な扉による視覚効果やアクション数を増やした効果、小学生による海の生き物のデザインが通行人に規範を喚起する心理的効果もあり、期間中、砂箱にごみがつっこまれたり、落書きしたりするなどの問題はほぼありませんでした。

札幌市立資生館小学校2年の児童100名が描いてくれました!

協力者・参加した人の声

・「ただ『けしからん』という精神論ではなく、行動に直接働きかける行動科学的手法を応用することで、今後もポイ捨て削減にも役立てていければと思います」(北海道大学 大沼教授)

・「みんなでごみを減らそうと思って愛情を込めて描きました」(絵を描いてくれた資生館小学校2年生)

・「未来の海には、こんな色のお魚がいるかもしれないと思って描いています」(資生館小学校2年生)

・「街がきれいになりコインがもらえる!良いことづくし!」(Xより)

・「街をきれいにする取組みいいですね~」(Instagramより)

<団体概要>

団体名称:一般社団法人 北海道海洋文化フォーラム

URL: https://www.j-hocf.com/

活動内容:北海道の海の今を伝えることで皆さんと海をガッチャンコして、「北の海ずっと

美しく」を目指したムーブメントを起こすことを目的に活動しています。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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