WeWork Japan、北海道初拠点となる「WeWork THE VILLAGE SAPPORO」をオープン
札幌市におけるAIスタートアップ共創エコシステムの形成に向けて、オープニングセレモニーを開催 札幌市長やソフトバンク、斎藤佑樹氏、いちご地所、WeWork Japanが登壇
北海道初の WeWork 拠点として、札幌から新たなイノベーション創出へ
イベント冒頭では、THE VILLAGE SAPPOROのオーナーであるいちご地所株式会社の代表取締役社長 細野康英氏が、「THE VILLAGE SAPPORO」を通して、入居企業同士がつながり、新たなビジネスや共創が生まれる空間を目指すと説明。ビルパートナーであるWeWork と共に、札幌に新たなコミュニティ型オフィス文化を根付かせていきたいと語りました。

続いて、WeWork Japan 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷慶太郎は、WeWork の価値について、「創造性を刺激するワークスペース」「オールインクルーシブなサービス」「コミュニティによる共創」の3点を紹介。年間約3,000回のイベント開催や、年間約300件のビジネスマッチング創出実績にも触れながら、「WeWork THE VILLAGE SAPPORO」を中核として、札幌から世界へ広がる共創エコシステムを構築していく考えを示しました。
また、札幌市との連携をさらに強化しながら、スタートアップ創出と地域コミュニティ活性化を加速していく方針も発表しました。

札幌市長 秋元克広氏「北海道・札幌から世界へ新たな価値を発信してほしい」
来賓として登壇した札幌市長の秋元克広氏は、北海道・札幌が、観光や食に加え、半導体・AIデータセンターなど新たな産業集積でも注目を集めていることに言及。その上で、「WeWork が持つネットワークやコミュニティ形成のノウハウを通して、北海道・札幌から世界へ向けて新たな価値を発信してほしい」と期待を寄せました。
また、2025年11月に締結した WeWork Japan との連携協定にも触れながら、行政としてもスタートアップ支援や地域活性化を後押ししていく考えを示しました。

WeWork Japan とソフトバンクが描く「AI社会実装」の未来
イベントでは、今年4月に発表された、多様な企業が参加する WeWork Japan のコミュニティと、ソフトバンクのAIスタートアップ向けの支援プログラム「AI Foundation for Startups」(AIFS)を組み合わせて、AIスタートアップの事業成長を加速させるプロジェクト「AI Foundation Community」(AIFC)についても紹介されました。
WeWork Japan 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷慶太郎は、AIFCについて「ソフトバンクが提供するAIFSによる事業支援と、WeWork のコミュニティを掛け合わせることで、スタートアップ単独では実現が難しい大企業・自治体との接点を生み出し、事業実装やスケールアップを支援する」と説明。
ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長 淺沼邦光氏は、ソフトバンクの成長戦略「Activate AI for Society」について説明し、北海道・苫小牧で進むAIデータセンター構想やAI計算基盤の整備に触れながら、「データセンターを作るだけではなく、実際にAIを活用する企業との接点を作ることが重要」と強調しました。
※参考:プレスリリース 「WeWork Japanとソフトバンクが連携して AIスタートアップの事業成長を加速させるプロジェクト 『AI Foundation Community』が始動」

トークセッション「AIスタートアップとコミュニティが札幌にもたらす力」
続いて行われたトークセッションでは、「AIスタートアップとコミュニティが札幌にもたらす力」をテーマに、札幌市・ソフトバンク・WeWork Japan の3者が、北海道・札幌におけるAIスタートアップ支援と、今後のエコシステム形成について議論を交わしました。
札幌市 経済観光局 経済戦略推進部 プロジェクト担当部長 工藤一也氏は、北海道が持つ再生可能エネルギーの供給力や広大な土地、AIデータセンターや半導体関連産業の集積など、AI時代における地域ポテンシャルについて説明。さらに、2024年に国から「GX/AI金融資産運用特区」に認定されたことにも触れながら、札幌・北海道を「AI実装と新産業創出の拠点」として成長させていきたいと語りました。
また、札幌市内ではこの10年間で約30万平米の新たなオフィス供給が予定されていることから、「新しいオフィス空間を活用しながら、挑戦する企業やスタートアップが集まる都市を目指したい」とし、WeWork やビルオーナーとの連携への期待を示しました。
ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長 淺沼邦光氏は、WeWork コミュニティのような“つながる場”を通して、AIの社会実装を札幌・北海道から加速していきたいと語りました。
さらに、「これからはPoC(実証実験)の段階から“実装”のフェーズへ移行していく時代」とした上で、札幌・北海道発のスタートアップが日本全国、そしてグローバルに成長していける環境づくりへの期待を述べました。
WeWork Japan 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷慶太郎は、「WeWork 最大の価値はコミュニティ」としたうえで、北海道においてスタートアップ、大企業、自治体など多様なプレイヤーが交わる“共創の中心地”を形成していく考えを説明。
また、WeWork が持つグローバルネットワークや、多様な企業・団体とのつながりを活用することで、「スタートアップ単独では難しいことでも、コミュニティの力によってより大きくスケールアップできる」と語りました。最後に、「まずは札幌の地にしっかり根付き、今日お越しいただいた皆様との関係を一つひとつ築いていきたい」と述べ、地域コミュニティと共に札幌発のイノベーションを育てていく姿勢を示しました。

斎藤佑樹氏「北海道を“ビジネスでも成長できる場所”に」
イベントの最後には、WeWork 入居メンバーでもあり、北海道で事業展開を行う起業家・元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が登壇。
現在進めている「子どもたちサイズの野球場」プロジェクトや、北海道における地域コミュニティづくりについて紹介しながら、「これからの北海道は、スポーツや観光だけでなく、“ビジネスでも成長できる場所”にしていきたい」と語りました。また、「WeWork のようなコミュニティがハブとなることで、北海道から新しいつながりや価値が生まれていく未来を楽しみにしている」とコメントし、会場を盛り上げました。

その後行われた記念始球式では、北海道で挑戦を続けてきた斎藤氏から、これから北海道で新たなコミュニティづくりに挑む WeWork Japan 熊谷へとボールが手渡されました。会場は大きな拍手と熱気に包まれ、札幌から始まる新たな挑戦を象徴する印象的なセレモニーとなりました。

札幌から、新たな共創コミュニティへ
WeWork Japan は、「WeWork THE VILLAGE SAPPORO」を通じて、スタートアップ、大企業、自治体、地域コミュニティが交差する“共創のハブ”を札幌に形成していきます。
今後も札幌市やパートナー企業との連携を深めながら、北海道から新たな挑戦やイノベーションが生まれる環境づくりを推進し、札幌から全国、そして世界へ広がるスタートアップ・エコシステムの形成を目指してまいります。

<開催概要>
イベント名:WeWork THE VILLAGE SAPPORO オープニングセレモニー
日時:2026年5月21日(木)
会場:THE VILLAGE SAPPORO 2F THE LOUNGE by WeWork
(北海道 札幌市 中央区 北二条西3-1-2)
拠点ページ: https://wework.co.jp/location/sapporo/the-village-sapporo
登壇者:
- 札幌市長 秋元 克広 氏
- 札幌市 経済観光局経済戦略推進部 プロジェクト担当部長 工藤 一也 氏
- ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長 淺沼 邦光 氏
- 株式会社斎藤佑樹 斎藤 佑樹 氏
- いちご地所株式会社 代表取締役社長 細野 康英 氏
- いちご地所株式会社 常務取締役 司 昭彦 氏
- WeWork Japan 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷 慶太郎
■ 関連プレスリリース
- 「WeWork THE VILLAGE SAPPORO」オープン予定の発表:
https://wework.co.jp/news/250204 - 札幌市とのスタートアップ支援に関する連携協定締結の発表:
https://wework.co.jp/news/251128 - WeWork Japanとソフトバンクによる、 AIスタートアップの事業成長を加速させるプロジェクト 「AI Foundation Community」の発表:
https://wework.co.jp/news/260423
*1「WeWork Japan」は、WWJ株式会社が日本国内で展開する、フレキシブルオフィス WeWork のフランチャイズ事業を運営する組織体を示します。
■ WeWork Japan の概要 ■
米・ニューヨーク発の WeWork は、グローバル36か国600拠点以上*2 に展開しています。日本国内では2018年2月にサービスを開始。現在は、2024年1月に設立したソフトバンク株式会社100%子会社のWWJ株式会社(WeWork Japan)が WeWork の運営を担い、日本国内8都市約40拠点*3 でフレキシブルオフィスを展開しています。創造性や生産性が高まる空間デザインを用いたワークスペースにおいて、月単位での契約、1名から数百名規模におけるオフィスの拡大・縮小、日本全国・世界中の拠点の共用エリア利用が可能になるプロダクトなど、柔軟なオフィスソリューションを提供しています。また、スタートアップから大企業、自治体やNPO団体など、多種多様なメンバーが入居する WeWork では、業界業種や企業の壁を越えたコミュニティが形成され、ビジネスにおけるコラボレーションを多く創出してきました。
「変化は、ここで創造する。」 WeWork Japan では、今後も新時代の多様な働き方を支援し、イノベーションやコラボレーションを促進する新しいオフィスの価値を提供してまいります。
*2 2025年12月時点
*3 2026年5月時点