AOAO SAPPORO、標茶町(しべちゃちょう)と連携し天然記念物「キタサンショウウオ」の保全活動への協力を開始

〜「キタサンショウウオ」の幼生をAOAO SAPPORO館内で展示開始〜

　札幌の都市型水族館『AOAO SAPPORO』（所在地：北海道札幌市中央区、館長：山内將生）は、北海道標茶町とともに、同町が指定する天然記念物「キタサンショウウオ」の保全活動への協力を開始しました。

【孵化直後の「キタサンショウウオ」の幼生】

本取り組みでは、「キタサンショウウオ」の個体数の回復を目指し、AOAO SAPPOROの生物担当スタッフが現地・標茶町を訪問し、標茶町博物館とともに生息域の調査と卵嚢の採取を実施しました。

◉ 調査概要

◉ 展示計画

2025年5月27日（火）より、「キタサンショウウオ」の幼体を4F「LABORATORY」にて展示開始予定です。

キタサンショウウオについて

種名：キタサンショウウオ

学名：Salamandrella keyserlingii

英名：Siberian salamander

全長約11〜13cmの国内では釧路湿原周辺など限られた場所に生息する両生類。背中の真ん中をはしる、黄金色の帯模様が特徴です。

北海道産いきもの保全プロジェクトについて

　公益社団法人日本動物園水族館協会（JAZA）に加盟する北海道の9つの動物園・水族館が共同で、北海道の野生生物の保全を目指し積極的に調査や研究、普及啓発を実施していくプロジェクトです。2025年3月まで実施した同プロジェクト主催の「ワクワクスタンプラリー2024」において、AOAOSAPPOROは「キタサンショウウオ」デザインのスタンプを設置しました。

＊公式Instagram：https://www.instagram.com/hokkaidousan.ikimono