8月27日発売–年間920件の肩手術を行う“肩の名医”がつづる、波乱万丈の半生と恩師への思い

『整形外科医はなぜ野球場を買ったのか』
年間920件――日本有数の肩手術件数を誇る札幌在住の整形外科医・岡村健司氏が、自らの原点と医療への情熱を語る自叙伝『整形外科医はなぜ野球場を買ったのか』を2025年8月27日(水)に道内主要書店およびオンライン書店(Amazon・BASE)で発売します。(定価1,320円・税込)。 大阪の下町で野球に明け暮れた少年が、北海道で肩関節鏡手術という新しい医療を根付かせ、さらに地元の野球場を私費で購入・一般開放するに至るまで――。笑いと涙のエピソードを交えながら、次世代の医師育成と地域の未来にかける思いを描きます。読む者に「次の一歩」を踏み出す勇気をくれる一冊です。

「肩の名医。医師としての情熱、人としての誠実さに、改めて信頼を深めました」
──ニトリホールディングス代表取締役社長白井俊之氏

●書籍内容
白球を追い続けた少年は、肩のけがで突然夢を絶たれた。その悔しさを胸に、回り道を経て
32歳で医師となったのが岡村健司である。札幌医科大学で恩師・石井清一教授の後押しを受け、
北海道で初めて肩関節鏡手術に挑戦した。2022年には年間920件、累計1万5,000件以上を執刀。
その約95%を関節鏡で行いながら、肩関節鏡手術の普及に尽力している。
2024年9月9日、69歳の誕生日には「一般財団法人整形外科手術スキルトレーニングセンター」を設立。若手医師が高度な技術を学び、安心して患者と向き合える環境づくりは、長年抱き続けた願いであり、亡き恩師から受け継いだ理念の結晶でもある。
野球への情熱も衰えず、全国大会で優勝を果たした後、札幌市清田区の「札幌スタジアム」(両翼99m、中堅122m)を私費で購入し、一般に開放。地域の子どもたちが白球を追う姿を
今も見守り続けている。

病院経営や地域医療のネットワークづくり、医師としての覚悟、そして「札幌スタジアム」
に込めた夢。本書は、手術室の緊張感から野球場に吹く風まで、著者の半生を医療現場の実情
と人間模様に重ね合わせ、鮮やかに描き出している。

●本書構成
第1章 『じゃりン子チエ』の世界で育った少年
第2章 紆余曲折の末にたどり着いた医学の道
第3章 肩関節鏡手術との出会い
第4章 病院経営という新たな挑戦
第5章 医師として、人として
第6章 野球に導かれた挑戦と決断
第7章 未来への贈り物

●本書を通して伝えたいこと
・挫折を 力に 変えるための行動と思考
・医療現場の実情と患者に真摯に向き合う覚悟
・チームを率い 、人を育てるリーダーの姿勢
・恩師の教えを受け継ぎ 、より良い社会を築きたいという思い
・年齢に関係なく挑戦を続ける姿勢
・野球から学んだチームワークと人生観

●著者プロフィール

岡村健司(おかむら・けんじ)1955年大阪府生まれ。札幌医科大学卒業。北海道における肩関節鏡手術の先駆者であり、累計手術件数は15,000件以上。羊ヶ丘病院理事長・病院長を経て、2025年1月より西さっぽろ病院名誉院長。2024年9月に「一般財団法人整形外科手術スキルトレーニングセンター」を設立し、理事長を務める。医学博士。日本肩関節学会名誉会員。2024年、紺綬褒章受章。

【書誌情報】
書 名 整形外科医はなぜ野球場を買ったのか
著 者 岡村 健司
発売日 2025年8月27日(水)
定 価 1,320円(税込)
仕 様 四六判/240ページ
ISBN 978-4-87739-427-1
発 行 株式会社 共同文化社

【お問い合わせ・取材申込】
下記をご確認ください。
※読者プレゼントや視聴者プレゼントとして、本書のご提供も可能です

ジャンル
医療・介護・福祉
カテゴリ
商品