家族にも秘密の入れ歯、正しく洗わないと誤嚥性肺炎の原因にスペアのお守り入れ歯、開始から一年で500個突破！

歯科技工所の運営を行う株式会社お守り入れ歯（本社：北海道札幌市、代表取締役：池田昭）は、口腔ケアとして入れ歯を一晩しっかり洗浄できるよう、スペアの入れ歯をデジタル製作して提携歯科医院へ提供しています。2021年9月に開始以来、製作数は500個を突破しました。

【コロナ禍で気を付けたい、高齢者の誤嚥性肺炎】

新型コロナウイルス感染拡大の第6波以降、ワクチン接種が進んだこともあり、直接の死因がコロナ以外のケースが目立っています。誤嚥性肺炎（ごえんせいはいえん）などの持病の悪化などで亡くなった人は、第6波では約3割もいました。誤嚥性肺炎とは、口の中の細菌が、食べ物や唾液と一緒に気管支や肺に流れ込むことで発症する肺炎のことです。重症化すると命を落とすこともあります。高齢になるとのどの感覚が低下し、むせにくくなります。就寝時に誤嚥しても気づかない不顕性誤嚥（ふけんせいごえん）の人が増えて、誤嚥性肺炎の発症リスクも上がります。予防には常に口の中を清潔に保つことが大切です。

【家族にも秘密！？こっそり洗浄、スペア入れ歯が人気！】

株式会社お守り入れ歯では、就寝時に入れ歯をしっかり洗浄できるよう、スペア入れ歯を製作しています。名称は「お守り入れ歯」です。製作数は開始以来、約一年間で500個を超えました。お守り入れ歯とは、現在使っている入れ歯を機械で細部まで読み取りデータ化し、3Dプリンターで全く同じ形のプラスチック入れ歯を複製するものです。誤嚥性肺炎の原因の一つは就寝時の汚れた入れ歯です。清潔に保つには専用の腰の強いブラシで食べかすを取り、洗浄液に最低2時間、できれば一晩浸して除菌が必要です。しかし自分が入れ歯であることを家族に秘密にしているなど、一日中つけている人も多くいます。いつまでも女性として見てほしくてご主人に秘密にしている50代女性は、外すのは一人になる入浴中だけでした。歯ブラシで磨いてすぐにつけ、就寝時もつけたままでした。洗浄液で除菌したこともなく、ご依頼時の入れ歯は細菌やカビが浸食し、たくさんの白い斑点とヌメリで覆われていました。

2個あることで一晩しっかり除菌でき、その間スペアをつけて寝ることができます。食事や会話にも支障がないので日常用としても使えます。1～2週間で完成し、最短では翌日に仕上げることもできます。送付キットを使った郵送受け付けもでき、オンライン診療の場合は通院なしでも作れます。

【健康を守り不便から守る、お守り入れ歯】

利用者の声「入れ歯がない梅干しばあさんのような顔を、同居の息子に見られるのが恥ずかしかった。夜中に水を飲むにも苦労して寝る時もつけていたので、3分くらいしか洗浄できなかった。今はいつでも予備の入れ歯があるので安心してしっかり洗浄できます。」

代表の声「開業して20年、現在は提携歯科医院の院長でもあります。入れ歯があることで、食べられる喜びや会話ができる喜び、多くの高齢者の笑顔を見てきました。増加する誤嚥性肺炎に何か策はないか思案していたところ、3Dプリンターで複製できるようになりました。誤嚥性肺炎は予防できます。健康も入れ歯もかけがえのない大切なものです。幸い入れ歯は予備を持つことができ、常に清潔に保つことで健康を守ることができます。高齢者の健康を守り、不便から守りたい、そういう想いから「お守り入れ歯」と名付け、2021年9月に株式会社お守り入れ歯を立ち上げました。」

現在東京を含め3か所の歯科医院と提携しており、1年間の保証付きです。